2月28日、ベン社長、マーケティングの村上他1名が茨城県つくば市にある『筑波愛児園』を訪問。支援の製品をお届けがてら園の実情についてお話を伺ってまいりました。その折の模様をレポートします。
筑波愛児園 http://tsukubakai.sakura.ne.jp/は、保護者がいない児童、虐待を受けていた児童、親の疾病や行方不明など様々な事情で家族と暮らせなくなってしまった子供たちに、安息の場と安心して生活できる環境(衣・食・住)を提供するため日夜努力している児童養護施設のひとつです。
特にこの筑波愛児園は首都圏に近いこともあり、東京で児童養護施設に入れなかった子供たちを中心に受け入れを行っています。現在預かっている児童のうち8割が親の虐待、2割が母子家庭の経済的困窮から入園に至っているとのことで、心に深い傷を負い心理的なケアが必要な子供も多くいるそうです。
先に訪れた札幌のたんぽぽ苑同様、こちらの施設でも職員や物資の不足、運営費の逼迫、設備の老朽化などが大きな課題となっているとのこと。特にここ筑波は震災の影響も受けており、施設の損傷も大きな問題点になっているそうです。それでも入園中の子供たちは明るくのびのびと育っており、園の職員さんたちの、日頃の努力の程が伺えました。
こちらの園では、老朽化の対策として以前から移転計画を進めており、今年9月までには新施設を完成させて移転予定とのことですが、その費用も寄付金や補助金、さらには借入金でなんとかまかなっているとのことで、家具や備品などに割く資金の余裕がないのが悩みと伺いました。
今回シナジーからは、シナフレッシュやシナブルーをはじめ、スキンケア、ボディケア、ヘアケア製品をまとめて寄付させていただきました。
今後も製品寄贈はもとより、設備面での協力を継続していきたいと考えています。その節は、皆さまのご協力を何卒よろしくお願いいたします。
シナジーワールドワイド
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