コンプライアンス講座-第170回-「免疫機能に関するトークについて」

コンプライアンス講座-第170回-


行政機関のひとつ、消費者庁では、コンプライアンスを順守した事業活動を推進するため、定期的に健康食品の広告を調査し、必要に応じて指導等を行っています。
どのような広告を重点的に調査するかのテーマなどは、その調査時期によって異なるようですが、時期にかかわらず重点的に調査する傾向が強い、“免疫機能”の標ぼうについて、今回は改めて解説します。

豊富な栄養素を含み、皆さまの健康維持をサポートしてくれるシナジーのサプリメントですが、法的にはただの食品となります。
ただの食品は、一部の例外を除き、「健康維持を助けてくれる」「〇〇(栄養素)を補給することができる」といったレベルの訴求しか認められておらず、病気の予防や改善、身体の特定の機能の増強・増進を謳うことはできません
「免疫を高めてくれる」「病気になりにくくなる」「ウイルスから身体を守ってくれる」など“免疫機能”について訴求することは、上記の違反パターンに該当してしまうため、違法な商品PRと位置付けられてしまうのです。

長期にわたり続いているコロナ禍ですが、少しずつ明るい見通しになってきたとはいえ、まだまだ予断が許されない状況です。
健康に不安を持つ方が多い情勢下ですので、ちょっとした言い回しでもオーバーに受け取られてしまったりすることもありますから、「あなたにも元気でいて欲しい、健康でいて欲しい」という気持ちが、ついうっかりオーバートークを招いてしまわないよう、注意しなければなりません。

シナジー製品をご紹介する時は、常に冷静さを忘れず、「言ってよい範囲かどうか」を常に確認しながらお話しするよう徹底しましょう。

シナジーワールドワイド

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