コンプライアンス講座-第153回-
昨今、生活様式が社会的に大きな変化を遂げたことにより、シナジービジネスを展開していただいている皆さまのビジネススタイルも一変したことと思います。
これまではすべてフィジカルな対話を通じてシナジー製品の使用感や魅力をお伝えしてくださっていた方でも、その一部をオンラインミーティングやＥメール、チャットに移行するなど、それぞれの生活環境に応じて試行錯誤していただいているかと思います。
今回は、そのようなビジネススタイルの変化について、コンプライアンスの観点に立ったご注意点を解説いたします。
結論から申し上げて、2020年12月現在、MLMビジネスに関する法律や、シナジーのチームメンバー規約『方針と手続き』等に変更はありませんので、個人的にビジネススタイルをどう変えたかに関わらず、従来守らなければならなかったルールは、引き続き徹底して順守していただく必要があります。
中でも以下はビジネススタイルの転換で疎かになりやすいと考えられますので、十分にご注意ください。
1)氏名等の明示
例えば、シナジー製品やビジネスについてのご紹介を、従来のフィジカル対話からオンラインミーティングに変えた場合であっても、特商法のいわゆる「氏名等の明示」義務は依然として存在しますので、
●自身の氏名
●シナジーワールドワイド・ジャパン合同会社のサプリメント・化粧品・日用品を取り扱っていること
●シナジー製品や、製品購入により始められるビジネスについてご紹介したいということ
上記の事柄は、オンラインミーティングにご招待する前の時点であらかじめお伝えしなければなりません。
2)各種書面の交付
シナジー製品の小売販売や、ご紹介した相手方に新規チームメンバー登録していただく際など、シナジービジネスでは書面の交付が欠かせませんが、これもフィジカルなやり取りが減ったとしても、必ず書面、つまり紙で交付しなければなりません。
どうしても手渡しが難しい場合は郵送でも構いませんので、必ず紙での交付を徹底しましょう。
3)個人情報の取り扱い
環境の変化に伴い、相手にお見せしたいものをデータでお送りする機会が増えたかもしれません。
チームメンバーの皆さまは個人事業主ですので、すべての方に個人情報保護法が適用されます。
うっかりお見せしてはいけないデータをお送りしてしまったといったことが無いよう、データのやり取りには十分にご配慮ください。
上記のような、ビジネススタイルの変化に影響を受けやすいルールには十分にご注意いただかなければなりませんが、先ほどもお伝えしたように、生活様式が変わったことで、変更・廃止されたルールはありません。
関連法規や、シナジーのチームメンバー規約『方針と手続き』に反する活動、振る舞いは、現環境でもルール違反として取り扱わざるを得ないものですので、これまで通り、必ずこれらを順守の上、新たな生活様式の中でシナジービジネスをご展開いただけますよう、皆さまのご協力をお願いいたします。
シナジーワールドワイド
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