コンプライアンス講座 -第74回-

コンプライアンスのための3つの約束


今回からは、シナジービジネスを安心して行っていくためのルールを再確認していきたいと思います。すでにご活躍の皆さんは今一度初心にかえるためのおさらいとして、また、ビジネスを開始して間もない皆さんは今後のビジネスに自信をつける一つの材料として、ご一緒に見直してみましょう。

まずは「3つの約束」と題して、コンプライアンスの根底とも言える心構えについての確認です。


① “きちんと説明”を欠かさない
誰にでも、どんな些細なことでも、きちんと説明するように心がけましょう。
自分にとっては当たり前のこと、興味の湧かないことでも、他の方にとってはとても重要だったり、知りたいことだったりするかも知れません。
「そんなの当たり前!」とも思えますが、ビジネスに慣れれば慣れるほど、意外と疎かにしてしまいがちなことです。
いつでも誠意のある説明が徹底できるよう、意識を欠かさぬようにしましょう。

② “ウソ・大げさ”は絶対しない
「なんとか登録して欲しいから…」
「これを言ったら引かれてしまうかな…?」
といった気持ちから、ついつい真実と違うことを言いたくなったり、誇張して表現してしまいそうになることがあるかもしれません。
ですが、これは絶対に踏みとどまりましょう。
小さな欺瞞がいずれ大きな不信につながり、ゆくゆくは取り返しのつかない信用問題に発展してしまうこともあります。それだけでなく、個人間の問題以前に、重い違法行為として罰せられることもあります。
社会人として当然のことですが、だからこそ忘れないようにしなくてはなりません。

③ “相手の気持ち”を忘れない
ビジネスに熱中していると、相手の考えていることや気持ちに頭が回らなくなりがちです。
何かをお話しする時、何かをお願いする時、「自分はいつも、相手がどう思うか気遣っている」と自信を持って断言できますか?
相手に聞く姿勢がなければ、どれだけこちらが一生懸命お伝えしたとしても、本当の意味で耳を傾けていただくことはできませんし、「一方的な人だなぁ」と不快感を与えるだけです。
コミュニケーションは常に一方通行ではなく、キャッチボールであるということを忘れないようにしましょう。

これら3つは、いずれも人間関係において「当たり前のこと」だと感じられたのではないかと思います。
その通り、当たり前のことなのですが、活動歴が長くなったり結果を出すことに夢中になりすぎていたりすると、気づかぬうちに道を逸れてしまいそうになることも往々にしてあるものです。

次回からおさらいしていく法律ルールはどれも難しく感じますが、実はこの「3つの約束」を守れていればそのほとんどが自然とクリアできるように作られています。まずはこの「3つの約束」をいつでも思い出せるように心がけていきましょう。

シナジーワールドワイド

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