抗酸化物質と女性の心疾患について

抗酸化物質についての研究課題として、次のような現状分析と疑問が提示されています。

こちらの画像にある果物には抗酸化物質が多く含まれています。抗酸化物質には、外部からのダメージによって心細胞に有害な作用が及ぶことを防ぐ働きがあると考えられています。では、抗酸化物質の摂取は女性の心疾患の予防につながると言えるのでしょうか。

※ワシントンポストの『ヘルス&サイエンス』カテゴリーの記事引用

抗酸化物質の研究
49歳から83歳の、心疾患に無縁で健康な女性32,561人を対象に行われた抗酸化物質に関する研究によると、研究開始から10年の間に1,114人もの女性が心臓発作を患っています。その中で、抗酸化物質の摂取量が多かった人は、摂取量が少なかった女性より罹患率が約20パーセント低かったことが分かりました。さらに、抗酸化物質の摂取量が多くて脂質の摂取量は少なく喫煙習慣も少ない人ほど罹患率が低くなっていました。

関連事項
アメリカでは毎年50万人以上もの女性が心臓発作を患います。女性は男性より心臓発作を発症する年齢が高い一方、死亡率は男性よりも高い傾向にあります。

ワシントンポストの関連記事はこちら(英語)

結論
この研究は抗酸化物質を多く接種することが心疾患の予防につながるという証明には至っておりません。しかし、ヘルシーな食生活を送り抗酸化物質を多く接種することは、心身を健康に保ち、ひいては心機能の活性化にもつながるのだと言えそうです。

シナジーワールドワイド

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